高寺農園とは

「遺伝子組み換えの技術で世界の貧困を無くしたい」という想いを抱き大学に進学するも、勉強を進めていくうちに、人体への危険性と社会に流通させることへの矛盾に気付いてしまう。

そこで、「自分の夢を実現するためには農業をやるしかない!」と一念発起し、将来の進路を農家に変更する。

農業をするにあたり水への造詣が必須と考え、まずは滋賀大学院にて琵琶湖の水質汚染の改善や、生態系調査を通して自然科学の基礎知識を習得する。

卒業後は人と自然に優しい農業を目指して三重の農業法人に就職し、キャベツや米を中心に 100 ヘクタール規模 の本格的な大規模商業農業を初めて経験する。しかし仕事をしていく中で「日本の農薬使用率のあまりの多さと品質の低さ」に絶望。本当に安全で栄養価の高い食材を世の中に届けるには有機農法をするしかないと思い、滋賀の有機栽培農家に転職する。

そこで野菜の有機認証を取得し本格的に無農薬栽培に取り組み始めるが、有機栽培は赤字経営が当たり前という現実を知る。食べていくだけでやっとの経済状況では何もできないと思い、2009 年に独立して高寺農園を開業する。試行錯誤の末に季節や品種によって減農薬栽培と無農薬栽培を適切に使い分け、無駄なくより多くの方に安全で 美味しい作物を届ける農法を確立する。